第63回全日本実業団選手権大会(2017年9月8~10日)福井県若狭和田マリーナ

2017年全日本実業団選手権大会成績表
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皆さん!

 

 

 

全日本実業団選手権大会のご報告をいたします。

 

 

470級 優勝SPN、第2位愛媛県セーリング連盟、第3位医療法人康成会

 

 

スナイプ級 優勝SPN、第2HIK、第3位湘南サニーサイドマリーナ、4Good Holdings、第5位トヨタ自動織機、第6MYRC

 

  

 

今年は、大会前日の計測日に土砂降りから始まり、初日15ノットと風はそこそこながら2.5メートルの波に翻弄され、2日目は、午前中風待ちで、やっと吹いてきた5ノットほどの微風の中、午後2レースを行い、最終日も風待ちでこのまま時間切れかと思いかけた10時過ぎに出艇、短いコースながらなんとかレースが成立し、予定通りの5レース実施となりました。

 

 

 

関東勢では、上記の様に1236位と4チームが入賞しました!

 

 

 

また、今年は、インカレがこの若狭和田マリーナで行われるとあって、学生のオープン参加が多く、合計47029艇、スナイプ級65艇と充実したスリリングな大会となりました。

 

 

 

来年は、茨城県の霞ケ浦で102628日の予定です!

 

 

 

地元開催ということで、是非皆さん奮ってご参加ください!!!

 

 

 

山本

 

 

63回全日本実業団ヨット選手権大会が、98日から10日に福井県高浜町若狭和田マリーナで開催されました。

 

 

 

470級は、来年度国体開催の強化選手である出道・中川組やナショナルチームであり、本年度国体開催県である今村・大嶋組、ナショナルチームの磯崎選手が所属するエス・ピー・ネットワークを筆頭に5チーム29艇、スナイプ級は、世界選手権帰りのエス・ピー・ネットワーク、豊田自動織機、三菱重工広島を筆頭に22チーム64艇が集まり、ハイレベルな大会となりました。

 

 

 

また、今年は同所で全日本学生ヨット選手権が開催されるため、海面調査に多数の学生セーラーの参加があり盛大な大会となりました。

 

 

 

470級は、地元福井県セーリング連盟の出道・中川組が制す! 

 

大会初日は、強風高波のコンディションの中、強風を得意とするエス・ピー・ネットワークの磯崎・谷川組が1-1の成績で首位に立ちます。谷川選手は、6年振りに470クルーに復帰し、体は動かない分、もはやテクニックよりも重さでカバーしていたようです。

 

 

 

2日目は、前日とは変わり軽風のコンディションとなり軽風を得意とする出道・中川組が1-1の成績で同点首位に立ちます。

 

 

 

最終日は、風待ち後に出艇し前日同様の軽風のコンディションとなりました。同点首位だったため、出道・中川組と磯崎・谷川組の一騎討ちとなりましたが、得意の軽風で出道・中川組がトップフィニッシュを飾り、見事優勝を手にしました。2位にエス・ピー・ネットワーク、3位には、いよいよ本番を控えた愛媛県セーリング連盟となりました。なお、優勝した出道・中川組が実業団チームでないため、実業団優勝は2位のエス・ピー・ネットワークとなりました。

 

 

 

スナイプ級は、総合力でエス・ピー・ネットワークが制す! 

 

スナイプ級は、21チームの団体戦となります。

 

 

 

大会初日は、ハードコンディションの中、インカレ優勝を目指し九州から遠征をして来た九州大学が社会人チームを抑え個人首位に立ちます。実業団は、ワールド帰りの加佐原・服部組率いる豊田自動織機が首位に立ちました。

 

 

 

2日目は、前日不調だった古谷選手に代わり、渡部社長自ら舵を取りトップ回航をしてチームを勢いに乗せたエス・ピー・ネットワークが首位に立ちました。社会人セーラーは、この活躍に皆脱帽しました。2位に10点差で豊田自動織機、3位に13点差で今年から本格的にピアソン艇の開発に力を入れているHIKオフィスが最終日に優勝を狙います。

 

 

 

最終日は、優勝を狙い2艇揃って左海面で勝負を賭けたHIKオフィスが2-9位の11点で、6-27位のエス・ピー・ネットワークに逆転したかと思わせましたが、エス・ピー・ネットワークの27位がカットレースとなったため、エス・ピー・ネットワークが見事優勝を手にしました。2位にHIKオフィス、3位には、湘南サニーサイドマリーナを母体に複数企業でサークル活動を行っている複合チームの湘南サニーサイドマリーナヨットクラブが入りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恒例の懇親会では、新ネタ登場!

 

 

 

恒例の懇親会からは、いくつかのチームから一発芸も披露!特に毎年この瞬間に賭けて、ヨットの練習よりも芸の練習に力を入れているMYCチーム?からは新ネタ登場。ブルゾン・ダダの一言「ブローは、探さないで待つの35億!」で、次の日にブローを待ち続けてハマった選手もいたようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全日本実業団ヨット連盟は、学生を応援します! 

 

近年、企業の実業団縮小化と並び人員の確保が問題となっています。そこで、当連盟は、社会人になってもヨットを続けたい学生セーラーに就職活動のアドバイス講習会を予定しています。具体的には、まだ未定ですがヨット部のある企業の紹介、人事関係者によるエントリーシートや面接のポイントをレクチャーする予定です。また、当連盟のホームページに詳細を載せますので、興味のある学生セーラーは覗いて見てはいかがでしょうか。実業団ヨット部の紹介もあります。

 

 

 

最後に本大会の開催にあたり、多くの関係者の方々に深く感謝申し上げます。

 

 

 

全日本実業団ヨット連盟